研究課題/領域番号 |
16K14931
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 大阪市立環境科学研究センター |
研究代表者 |
浅川 大地 大阪市立環境科学研究センター, その他部局等, 研究員 (80470251)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 液体クロマトグラフ質量分析計 / マトリクス効果 / 計量化学 / 食品分析 / LC/MS / マトリックス効果 / 多変量解析 / 食品科学 / 分析科学 / 質量分析 / 有害化学物質 / 統計数学 |
研究成果の概要 |
食品中の農薬や動物用医薬品の一斉分析等を行う際に測定阻害をもたらす、液体クロマトグラフ質量分析計におけるマトリクス効果の抑制に対する新規アプローチを行った。新規分析法の開発や各種検出器データを多変量解析可能な行列データに変換する手法を確立した。本研究によって、イオン化を阻害する夾雑成分の存在に加えて、移動相組成の変化や測定対象化合物のイオン化電圧もマトリクス効果に大きな影響を与えることが示された。マトリクス効果を効果的に抑制するためには、これらの要素を考慮する必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
異なる検出器データを統合して多変量解析を行うことで、従来とは異なる知見が得られることが示された。本研究の進展によって液体クロマトグラフ質量分析法のマトリクス効果が抑制されることで、食品中の残留農薬や動物用医薬品の分析精度が向上し、安全な食品の流通に貢献することが期待できる。また、マトリクス効果を抑制して信頼性の高い測定値を得ることは、食品科学のみでなく多くの研究分野での共通課題であるため、他分野への貢献も期待できる。
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