• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

「樹皮学」の創成を探る ー樹皮における物質動態ー

研究課題

研究課題/領域番号 16K14939
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 森林科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

竹中 千里  名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (40240808)

研究分担者 富岡 利恵  名古屋大学, 生命農学研究科, 助教 (40456588)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワード樹皮 / イオン輸送 / スギ / コナラ / イオン交換 / イオン交換反応 / 樹皮学 / 物質動態
研究成果の概要

樹皮において、セシウム吸収やイオン交換反応が存在することをこれまでに実験的に明らかにしてきた。そこで本研究では、スギとコナラに焦点をあて、陽イオンの樹皮吸収とプロトン放出との関係解明を目的とした。二重構造の容器を用いて、樹皮片を介して蒸留水と各種イオン溶液を接触させて、イオン輸送やプロトン溶出を調べる実験を行った結果、以下のことが明らかになった;①Na、K、Caが樹皮を介して移動すること、②Caは移動の途中で細胞壁に吸着すること、③Kは両樹種で溶脱しやすい、④プロトンと陽イオンのイオン交換反応は外樹皮で起こること、⑤陽イオン輸送の対イオンが存在し、本実験ではClイオンである。

報告書

(3件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2017 2016

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] スギとコナラの樹皮におけるイオン浸透2017

    • 著者名/発表者名
      岩尾一輝、竹中千里
    • 学会等名
      第64回日本生態学会大会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2017-03-15
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] スギにおける放射性Csの存在形態とその成熟過程における変化2017

    • 著者名/発表者名
      原竜弥,、富岡利恵、青木弾、金指努、竹中千里、
    • 学会等名
      第128回日本森林学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] スギ樹皮における物質動態2016

    • 著者名/発表者名
      岩尾一輝、竹中千里
    • 学会等名
      第6回中部森林学会大会
    • 発表場所
      三重大学
    • 年月日
      2016-10-22
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi