研究課題/領域番号 |
16K14947
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
井上 みずき 日本大学, 文理学部, 准教授 (80432342)
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研究分担者 |
藤 晋一 秋田県立大学, 生物資源科学部, 教授 (40315601)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生態学 / 分子生態学 / 植物病理学 / ウイルス / dsRNA / 野外植物 / バイローム / 森林 / 農地 / RNA / 森林科学 / ウイルス学 / 相互作用 / 植物学 |
研究成果の概要 |
近年、ヒトの体内や海洋中など様々な場所でウイルス相の研究が進められているが森林や草地で植物ウイルスについて網羅的に明らかにした研究はほぼない。そこで森林や草地などの自然生態系にどのような植物ウイルスが存在するかを調べるために、東京大学田無演習林で採取した野外植物の葉からウイルスRNAをDECS法を用いて抽出し、網羅的逆転写反応後にシーケンスし、BLAST検索を行う方法と、特定のウイルスの有無を調べるRT-PCRを用いたがいずれの方法でもウイルスを検出することはできなかった。本研究で対象にしたRNAはdsRNAであり、採取時期によっては抽出しにくい可能性があると思われた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、ヒトの体内や海洋中など様々な場所でウイルス相の研究が進められているが森林や草地で植物ウイルスについて網羅的に明らかにした研究はほぼない。農地に侵入する病害性のある植物ウイルスの出どころとしては、森林や草地だと考えられるが、その自然状態を捉ええた研究はなかったが、本研究ではその解明を試みた点で社会的意義があると考えられる。
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