研究課題
挑戦的萌芽研究
褐色腐朽菌はリグニンを未分解のままセルロースを完全分解できる微生物として知られる。したがって、この分解機構を利用した、脱リグニンが不要な新しい植物バイオマス糖化技術が開発可能である。本研究では、褐色腐朽菌の木材分解主要経路である錯体介在フェントン(CMF)反応に関与する鉄結合性ペプチドもしくは低分子タンパク質に着目した。褐色腐朽菌が分泌する鉄結合性ペプチドもしくは低分子タンパク質を網羅的に解析し、その中から木材分解の制御を可能にするキー因子(ペプチドや低分子タンパク質)を特定することを目指す。
すべて 2018 2017 2016 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 3件、 招待講演 3件)
木材保存
巻: In press
130007428921
Appl. Environ. Microbiol.
巻: 82 号: 22 ページ: 6557-6572
10.1128/aem.01768-16