研究課題/領域番号 |
16K14968
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
木村 伸吾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
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研究協力者 |
羽根 由里奈
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | クロマグロ / 酸素同位体比 / SIMS / 温暖化 / 耳石 / イオンビーム / 産卵水温 / 水産学 / 行動生態学 / マグロ / 安定同位体比分析 / 産卵海域 / 環境学 / 安定同位体比 |
研究成果の概要 |
SIMS分析に適した試料を作製する前処理技術を検討した結果、サイズの異なるダイアモンド粒子を用いた三段階研磨を施すことにより試料表面を平滑に保ったまま核を露出することに成功した。確立した前処理技術を用いて作製した試料(計5個)の耳石核から縁辺部までのδ18OをSIMSにより測定した結果、第一年輪周辺部(最初の冬を迎える時期)において1‰以上 (PDB)のδ18O値の増加が認められた。これは、実際に個体が経験した水温を反映していると考えられる。本研究で確立された試料作製前処理技術は、SIMS分析のデータの質を確保していることが実証された。
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