研究課題/領域番号 |
16K14996
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会・開発農学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
大江 靖雄 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 教授 (60302535)
|
研究協力者 |
チアニ アドリアーノ
ペイポック ニコラ
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 農村ツーリズム / 効率性 / ホスピタリティ / 社会的学習 / ネットワーク / 農村レストラン / インバウンド・ツーリズム / ミクロ経済学 / 経営効率性 / 農村ホスピタリティ / DEAモデル / ストレス軽減効果 / 森林セラピー / インバウンド観光 |
研究成果の概要 |
本研究では、インバウンド時代となり、これまで十分評価が行われていない我が国の特に農村部における観光活動について、そのホスピタリティを考慮して、その効率性およびそれに作用する経営的および経営外の要因を解析すべく、実証的かつ計量的な研究を行った。その結果、中国人観光客の場合では、日本のおもてなしを評価しており、リピーター化していること、また全国の国際観光旅館を対象とした経営効率性を計測し、リーマンショック後の回復過程が小規模経営で遅く、効率性が拡大していることが判明した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまで行われていない主に農村地域を対象とした観光事業体の効率性について、計量的モデルにより評価した。その際、これまで農業分野では十分考慮されてこなかった、ホスピタリティの観点を考慮して、食と農に関わる観光・ホスピタリティ経営活動に作用する経営的要因。経営外の要因について解析を行った点で、その社会的な意義がある。特に、経営者が観光活動にふさわしいアイデンティティを形成することが経営の効率性に重要であることを明らかにした点での意義は大きく、世界的にも例のない研究成果である。
|