研究課題/領域番号 |
16K15001
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
石川 雅也 山形大学, 農学部, 准教授 (30313068)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 脱窒 / メタン / 亜酸化窒素 / 還元田 / 排水改良 / 汎用化水田 / 浸透強度 / 地球温暖化係数 / 地球温暖化ガス排出削減 / 水質汚濁・土壌汚染防止・浄化 / 環境調和型農林水産 / 水資源 / 環境技術 |
研究成果の概要 |
主要な温室効果ガス(メタンと亜酸化窒素)発生の低減機能を強化することを目的とした汎用化水田による浸透試験を行った.その結果,積雪寒冷地での従来型の還元田の実測値と比べて,1/5から1/3程度の低い値が観測された.さらに地球温暖化係数(GWP)から算出した二酸化炭素相当量(当価量)を検討した結果,透水性の高い火山灰土壌(グライ黒ボク土)では,適度な浸透強度を常に有する水田構造ではなく,浸透水がほとんどない基盤構造を有し,中干しや間断灌漑時に迅速な灌水と落水が容易に常に可能な水田構造が,主要な温室効果ガス発生量(メタンと亜酸化窒素)の大きな低減と良好な水稲生育に必要であることがわかった.
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