研究課題/領域番号 |
16K15008
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
河端 俊典 神戸大学, 農学研究科, 教授 (20335425)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ため池 / 遮水シート / 動的挙動 / 圧密試験 / 一面せん断試験 / 振動実験 / ベントナイト系遮水シート / 透水係数 / 耐震性 / 新材料 / 環境配慮 / 遮水材 |
研究成果の概要 |
近年,ため池改修で必要なコア土の採取が困難になり,ベントナイト系遮水シートを使用する事例が増えている.しかしながら,遮水シートを用いたため池の設計手法は構築されていない.そこで,本研究では,ため池特有の環境条件下での遮水シートの基本挙動ならびに遮水シートを敷設した堤体の動的挙動を解明するため,圧密試験,土との境界面での一面せん断試験,シートを敷設した堤体を対象とした振動実験を実施した.その結果,ため池で使用される低拘束圧下では,必要な遮水性能とせん断強度を有することが明らかとなった.一方,遮水シートによる堤体の補強効果は期待できず,敷設方法により破壊メカニズムが異なることが明らかとなった.
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