研究課題/領域番号 |
16K15013
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
内野 敏剛 九州大学, 農学研究院, 教授 (70134393)
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研究分担者 |
田中 史彦 九州大学, 農学研究院, 准教授 (30284912)
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研究協力者 |
塚﨑 守啓
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 害虫駆除 / 高電場 / ヒラタコクヌストモドキ / フジコナカイガラムシ / 殺虫 / 忌避 / 高電圧 / 電場 / 矩形波 / シミュレーション / 農業工学 / 害虫 |
研究成果の概要 |
貯穀害虫のヒラタコクヌストモドキ(ヒラタ)、カキ等の害虫フジコナカイガラムシ(フジコナ)の電場による駆除試験を行った。ヒラタでは円柱高圧電極と同心円筒接地電極、フジコナでは平行平板電極を用い、電極間の供試虫に5~20kVの電圧を印加した。 ヒラタは矩形波、20kV、500Hzで、成虫は4日後、幼虫は5日後に死虫率100%に達した。4日間電場に曝露した玄米の発芽率・発芽勢は変化せず、高圧電極付近で水分は0.3%低下、脂肪酸度は0.4%増加した。フジコナ成虫に-20kV直流を4日間印加した時、死虫率96%を得た。また、8時間曝露ではカキの質量、色彩、硬さ、Brix値に変化はなかった。
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