研究課題/領域番号 |
16K15033
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
堀内 基広 北海道大学, 獣医学研究科, 教授 (30219216)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 間葉系幹細胞 / プリオン病 / 神経変性疾患 / 自然免疫 / 治療効果 / 獣医学 / 感染症 / 脳神経疾患 / 再生医療 / プリオン |
研究成果の概要 |
緻密骨由来間葉系幹細胞(CB-MSCs)はプリオン感染マウスの生存期間を延長することから、CB-MSCsは神経変性疾患の治療に利用できる可能性がある。CB-MSCsを移植したプリオン感染マウスでは、予想に反してミクログリアが更に活性化したが、Arg-1などの抗炎症性M2マーカーの発現が上昇していたことから、CB-MSCsはミクログリアの活性化状態を変化させることが示唆された。In vitroにおいてもCB-MSCsの培養上清はプリオン感染マウスから回収したミクログリアの活性化を抗炎症性のM2タイプにシフトさせたことから、CB-MSCsは自然免疫の修飾により治療効果を発揮する可能性が示唆された。
|