研究課題/領域番号 |
16K15044
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
猪熊 壽 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (70263803)
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研究協力者 |
前澤 誠希
渡邉 謙一
堀内 雅之
古林 与志安
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 牛白血病 / 若齢発症 / エピジェネティクス / 牛白血病ウイルス / 地方病性牛白血病、 / 若齢発症、 / メチル化解析 / 症例報告 / 地方病性牛白血病 / 獣医学 / 遺伝子 / 癌 |
研究成果の概要 |
若齢肥育牛の地方病性牛白血病(Enzootic bovine leukosis: EBL)症例では、アポトーシス関連遺伝子BMP-6のプロモーター領域のメチル化が3歳以上の症例に比較して高頻度に生じていた。若齢肥育牛におけるEBL早期発症には肥育牛特有の飼養管理など、後天的な環境要因によるエピジェティックな変化の関与が考えられた。また、若齢EBLでは牛白血病ウイルスがプロモーター領域や転写活性領域へ組込まれる頻度が高く、組込み部位の相違も早期発症に関与すると思われた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
若齢肥育牛の成牛型牛白血病発症に発がん関連遺伝子であるBMP-6のエピジェネティックな変化が明らかにされたことにより、飼養管理、とくに栄養学的観点からウイルス発がんを制御する手掛かりを見出すことが期待される。また、研究成果は畜産・獣医学において牛白血病の発症予防に資するだけではなく、医学領域における成人T細胞型白血病の動物モデルとして、発症メカニズムの解明および発症予防に貢献できる可能性が高い。
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