研究課題/領域番号 |
16K15060
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
統合動物科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
関島 恒夫 新潟大学, 自然科学系, 教授 (10300964)
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研究分担者 |
武井 延之 新潟大学, 脳研究所, 准教授 (70221372)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 冬眠 / シマリス / 培養 / 神経系幹細胞 / 交配実験 / 発情鳴き / 繁殖 / stem cell / neurosphere / グリア細胞 / 低温耐性 / 神経幹細胞 / HP / 幹細胞 |
研究成果の概要 |
冬眠動物シマリスの神経培養細胞を作成し、冬眠の分子的なメカニズムの探索を目指す実験基盤を整備した。神経細胞の培養に先立ち、胎児を得るために、シマリスの交配系を確立した。メス個体の観察を通して、発情鳴きをしているときに交尾させることで、計画的に胎児が得られることがわかった。培養に関して特筆すべき成果は、neurosphereの作成に成功し、大量の神経系stem cellの凍結保存できるようになったことである。stem cellから神経細胞への分化誘導も順調で、常時冬眠シマリス由来の神経細胞を用いた実験が可能となった。さらに低温耐性を調べるための培養デバイスを作成し、低温下での培養も可能となった。
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