研究課題/領域番号 |
16K15076
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
上高原 浩 京都大学, 農学研究科, 教授 (10293911)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | セルロース誘導体 / ゲル化 / メチルセルロース / バイオマス / セルロース |
研究成果の概要 |
既に熱応答性超分子ヒドロゲルを形成することが判明している分子構造に基づき、バイオマス資源を基本骨格としたオルガノゲルの創成を目指した。オルガノゲル形成に寄与すると考えられる官能基を2種類選択し、分子量の違い、置換パターンの違いが有機溶媒への分子の溶解性や会合状態の温度依存性に与える影響を検討した。その結果、有機溶媒中で温度に応答して会合状態が変化する化合物1種を見出した。残念ながら、温度応答性オルガノゲルを形成する化合物を見出すことは出来なかったが、本研究で行った研究戦略に基づき新しい化合物が目的の物性を示す可能性は残されている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究期間内でリチウムイオン二次電池の媒体中で熱ゲル化する化合物を合成することは出来なかったが、本研究で確立した特殊な置換様式を有するセルロース誘導体の合成戦略、合成法は、幅広いセルロース誘導体合成を今後達成する上で学術的に重要である。本研究は極めて難易度の高い挑戦的研究であり、達成できた際の社会的インパクトは大きい。その意味で、本研究で得られた基礎的なデータを蓄積することは社会的な意義を持つ。
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