研究課題/領域番号 |
16K15084
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
五味 勝也 東北大学, 農学研究科, 教授 (60302197)
|
研究協力者 |
田中 瑞己 東北大学, 大学院農学研究科, 博士研究員 (70803344)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 小胞体ストレス / 糸状菌 / mRNA分解 / 小胞体局在型エンドヌクレアーゼ / アミラーゼ生産 / 膜貫通型エンドヌクレアーゼ / 小胞体膜貫通型エンドヌクレアーゼ / 菌類 / タンパク質分泌 / トランスポーター |
研究成果の概要 |
小胞体膜局在型エンドヌクレアーゼIreAが、麹菌のアミラーゼ高分泌生産時などの小胞体ストレス条件下においてα-アミラーゼなどのmRNA分解に関与していることが示された。ireA発現抑制株ではα-アミラーゼの生産が著しく抑制されており、IreAによって切断されるイントロンを欠失させたhacAを導入すると、α-アミラーゼ生産が野生株と同等にまで回復した。HacAによって制御されるbipAやpdiAの高発現株においても、α-アミラーゼの生産が有意に回復したことから、unfolded protein responseによる分子シャペロン遺伝子の発現誘導がα-アミラーゼ生産に必要であることが示唆された。
|