研究課題/領域番号 |
16K15111
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
奥 直人 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (10167322)
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研究分担者 |
浅井 知浩 静岡県立大学, 薬学部, 准教授 (00381731)
清水 広介 浜松医科大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (30423841)
小出 裕之 静岡県立大学, 薬学部, 助教 (60729177)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | リポソーム / ノンインプリント人工抗体 / プラスチック抗体 / 敗血症 / ヒストン / 毒素の中和 / 膜流動性 / ポリマー粒子 / ポリマーリガンド / 毒素 / 中和活性 / 薬物送達 / 人工抗体 / 解毒 |
研究成果の概要 |
血流中に入った毒素の中和は、種々の疾患治療につながる。抗体は体内毒素の中和に用いられてきたが、調製面や安定性に問題がある。一方、最適な官能基を有するモノマーから合成されるプラスチック抗体は、多くの利点を有する反面、血中滞留性や標的中和活性等に問題がある。本研究では、標的中和活性を有する直鎖のポリマーをリポソーム表面に直接修飾することで、リポソーム膜の流動性とポリマーの柔軟性を利用した標的タンパク質との結合を可能とすることを考えた。またこのコンセプトを証明するために、「敗血症」の原因となるヒストンを中和するリポソーム抗体を創製し、その有用性を明らかとした。
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