研究課題/領域番号 |
16K15120
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
谷岡 利裕 昭和大学, 薬学部, 准教授 (80360585)
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研究分担者 |
篠崎 昇平 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 寄附講座准教授 (40622626)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | GSNOR / NO / 炎症 / S-ニトロソ化タンパク質 / 心臓 / マクロファージ / Nitric Oxide / Cytokine / S-nitrosylation / Heart / Macrophage / Sepsis / 分子生物学 / iNOS |
研究成果の概要 |
S-ニトロソグルタチオン還元酵素(GSNOR)の役割を解明するために、敗血症モデルの心臓を用いてGSNOR KOマウスにおいて上昇するS-ニトロソ化タンパク質を網羅的に解析した結果、多くのミトコンドリアタンパク質やシャペロンタンパク質群が顕著に上昇していることを明らかにし、そのうちのミトコンドリア局在シャペロンタンパク質Xが実際にS-ニトロソ化されていた。また、GSNORが高発現しているマクロファージの解析では、GSNOR KO由来マクロファージにおいて抗炎症・抗破骨細胞分化作用を認め、そのメカニズムとしてNF-κBやc-Fosといった分子の変化が重要であることを見出した。
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