研究課題/領域番号 |
16K15127
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬理系薬学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
鈴木 良明 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 助教 (80707555)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | イオンチャネル / 薬理学 / 薬学 / カルシウムシグナル / マクロファージ / 蛍光イメージング / パッチクランプ / 生体分子 / 生物物理 / 免疫 / Ca2+シグナル / 炎症 |
研究成果の概要 |
マクロファージは自然免疫系において非常に重要な役割を担っている。マクロファージの一連の免疫応答に対するイオンチャネルの寄与については未だ不明な点が多い。本研究では、マクロファージに発現するK+チャネルのうち役割が未知である2ポアドメインK+チャネル(TWIK-1)と内向き整流性K+チャネル(Kir2)の生理的意義の解明を目的とした。TWIK-1はマクロファージにおいてK+チャネルではなくむしろ非選択的な陽イオンチャネルとして機能し、膜電位制御を介してサイトカイン産生などに寄与することが示唆された。一方、Kir2.1はマクロファージのM1分化に対する抑制因子の1つとして機能すると推測される。
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