研究課題/領域番号 |
16K15144
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
中川 秀彦 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 教授 (80281674)
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連携研究者 |
家田 直弥 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 助教 (00642026)
川口 充康 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 助教 (10735682)
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研究協力者 |
犬飼 雄哉
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ケミカルバイオロジー / 一酸化窒素 / 蛍光プローブ / ニトロン |
研究成果の概要 |
本研究では、酸素分圧の影響を受けず一酸化窒素自体の反応性によって発蛍光型検出を可能とする新規蛍光プローブの開発を行った。設計・合成した化合物について、試験管内反応により一酸化窒素との反応性を検証した結果、ニトロニルニトロキシドがオレフィンリンカーを介してクマリン環3位に置換した化合物が良好な反応性を示し、酸素濃度の影響を受けず、一酸化窒素を検出できることが示された。さらに、アスコルビン酸との反応性を低下させる構造の探索を行ったところ、エチル基を導入した化合物についてアスコルビン酸との反応性の低下が見られたが、反応が完全には抑制されなかった。今後、引続く研究計画を立案し開発を継続することとした。
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