研究課題/領域番号 |
16K15155
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高田 龍平 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90376468)
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研究分担者 |
豊田 優 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (80650340)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 脂質 / 生理学 / 薬理学 / 薬物動態学 / トランスポーター |
研究成果の概要 |
生理的に重要な役割を有する脂質・脂溶性薬物の動態制御因子を同定することを目指し、研究を進めた。主に得られた成果として、LDLが脂質のみならず薬の運搬体としても機能することを明らかにすることができた。 種々のin vitro実験、in vivo実験、臨床検体を用いた解析の結果、水に溶けにくい性質をもつ薬の多くがLDLに分布すること、それらの薬の体内挙動がLDLコレステロールと同様にLDL受容体によって制御されていることを見い出した。この成果は、LDLの新たな側面を明らかにするとともに、LDLの血液中濃度の変動を考慮した薬の投与設計や薬物治療の最適化に繋がるものと期待される。
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