研究課題/領域番号 |
16K15158
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
玉井 郁巳 金沢大学, 薬学系, 教授 (20155237)
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研究分担者 |
中西 猛夫 金沢大学, 薬学系, 准教授 (30541742)
中島 美紀 金沢大学, 薬学系, 教授 (70266162)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | トランスポーター / OATP / マイクロRNA / ナノ粒子 / 薬食相互作用 / 薬物間相互作用 / 個体間変動 / 食品 / 消化管 / 輸送体 / 筋肉 / 筋毒性 / 発現調節 / 予測マーカー / 薬物動態 |
研究成果の概要 |
OATPなど薬物動態を左右する輸送体の活性変動機構として新たにマイクロRNA(miRNA)の関与に関する検討を行った。その結果、消化管、肝臓両組織で機能するOATP2B1の発現に関与するmiRNAの同定に至った。さらにOATP基質となるスタチン類に伴う筋毒性診断に応用可能な新規miRNAを示唆するに至ることができた。一方、食品との薬物の相互作用機構としてのmiRNAの検討も並行して進めた結果、リンゴ由来ナノ粒子に含まれるmiRNAが消化管輸送体の発現調節に働く可能性を示唆することもできた。一方、新たに消化管で薬物吸収に寄与する核酸輸送体の同定にも成功した。
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