研究課題/領域番号 |
16K15164
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
松永 民秀 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 教授 (40209581)
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連携研究者 |
岩尾 岳洋 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 准教授 (50581740)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ヒトiPS細胞 / カニクイザルiPS細胞 / 腸管上皮細胞 / 腸管オルガノイド / 抗がん剤 / 細胞毒性 / 腸管毒性試験 / サルiPS細胞 / 低分子化合物 / 分化誘導 / 毒性試験 / 分化 / 薬学 / iPS細胞 / オルガノイド |
研究成果の概要 |
ヒトiPS細胞から腸管上皮細胞への分化誘導において、低分子化合物により腸管マーカーや薬物動態因子のmRNA発現レベルが上昇した。一方、腸管オルガノイドでは高分子化合物により腸管マーカーや薬物動態因子も高いmRNA発現あるいは活性を示した。以上の結果より、これら化合物は分化誘導において機能の向上に寄与することが示唆された。腸管オルガノイドは、抗がん剤5-FUによる濃度依存的な細胞毒性が観察され、毒性評価系として有用だと考えられた。一方、炎症性サイトカインや再生腸上皮幹細胞マーカーのmRNA発現量は増加した。 以上の結果から、これらの発現変動は細胞毒性マーカーとして有望であることが示唆された。
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