研究課題
挑戦的萌芽研究
ATP受容体のP2Xは、痛みの受容と伝達、血管の拡張、炎症反応など様々な生理機能に関係している。これら生理機能はP2Xから流入する陽イオンによる膜の興奮やCa2+による細胞内応答により発揮される。本研究では、P2Xの新しいブロッカーやアクティベーターを用いて、イオンの透過性を決める分子基盤、生理作用に迫った。
ATP受容体のP2Xは、痛みの受容と伝達、血管の拡張、炎症反応など様々な生理機能に関係している。これら生理機能はP2Xから流入する陽イオンによる膜の興奮やCa2+による細胞内応答により発揮される。本研究により、P2Xのイオンの透過性の分子基盤とその生理機能が明らかになったことにより、将来的には、新しいタイプの鎮痛薬や抗高血圧薬への開発が期待される。
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http://www.nips.ac.jp/thermalbio/report/report2018_01.html