研究課題/領域番号 |
16K15222
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
戴 平 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20291924)
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研究分担者 |
武田 行正 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40735552)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ダイレクトリプログラミング / 褐色脂肪細胞 / 細胞移植治療 / 再生医療 / 低分子化合物 / 再生医学 / ダイレクトリプログラミン / 糖尿病 / 糖・脂質代謝 |
研究成果の概要 |
7種類の低分子化合物の組み合わせを詳細に検討した結果、複数のヒト皮膚由来線維芽細胞から最も効率が良く褐色脂肪細胞へダイレクトリプログラミングする低分子化合物の組み合わせを同定した。これにより生じる低分子化合物誘導性褐色脂肪細胞(ciBA: chemical compound-induced brown adipocyte)は、生体内の褐色脂肪細胞に特異的な遺伝子の発現、多量のミトコンドリアの局在、酸素消費量の増加、アドレナリン受容体作動薬による熱産生遺伝子の発現誘導などが確認された。このciBAは今後より安全な細胞移植治療や、創薬研究、個別化医療などに利用されることが期待される。
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