研究課題
挑戦的萌芽研究
低分子量G蛋白質であるArl8bがTLR7と会合してTLR7の働きを制御していることを明らかにした。そのことからSLEのモデルマウスMRL/lprのSLE発症におけるArl8bの役割を検討したところ、SLEの発症にArl8bが重要な役割を果たしていることが明らかとなった。MRL/lprのSLE発症がTLR7にあまり依存しないため詳細に解析をすると、脾臓細胞における制御性T細胞の増強が確認された。そしてT細胞におけるIL-2受容体の発現がArl8bの欠損マウスにおいて増強していた。Arl8bとIL-2受容体の関係についてより解析し、Arl8bが制御性T細胞を制御する機構について解明する。
すべて 2018 2017 2016 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件) 備考 (4件)
International Immunology
巻: 30 号: 2 ページ: 43-51
10.1093/intimm/dxy016
Cellular Immunology
巻: 324 ページ: 33-41
10.1016/j.cellimm.2017.12.001
Nat Commun
巻: 8 号: 1 ページ: 1592-1592
10.1038/s41467-017-01687-x
Scientific Report
巻: 7 号: 1 ページ: 44042-44054
10.1038/srep44042
Glycobiology
巻: 2017 号: 11 ページ: 1006-1015
10.1093/glycob/cwx075
J Cell Sci
巻: 130 号: 20 ページ: 3568-3577
10.1242/jcs.200519
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/kanseniden/
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/publication/annualreport/
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/kanseniden/index.html