研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒト肺がん組織内のm6Aの測定をおこなったところ、腫瘍部でm6Aが有意に多く観察され、さらに、予後と比較をするとm6A/Aの比が高い肺がんは予後が悪かった。生物学的原因探索のため基礎dataとして肺がん細胞株でm6Aの修飾酵素METTL14, METTL3, WTAP, FTO, ALKBH5, YTHDF1, YTHDF2の発現を調べた。不死化気管支上皮で発現無く、肺がんで高発現するWTAPのsiRNAによる発育抑制効果・m6A/Aの減少を確認した。逆にWTAP過剰発現ではgrowthの亢進がみられた。最後に641例の自験例を用いてWTAPの肺がん組織での発現とその予後との相関を見いだした。
すべて 2018 2017 2016 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 2件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件) 備考 (1件)
Respiratory Medicine
巻: 137 ページ: 167-175
10.1016/j.rmed.2018.02.024
Lung Cancer
巻: pii: S0169-5002(18) ページ: 30305-2
10.1016/j.lungcan.2018.03.016
Genes Chromosomes Cancer
巻: 56 号: 7 ページ: 570-581
10.1002/gcc.22461
Cancer Science
巻: 108 号: 8 ページ: 1701-1714
10.1111/cas.13295
Respir Med Case Rep.
巻: 20 ページ: 160-163
10.1016/j.rmcr.2017.02.009
Mol Carcinog
巻: 印刷中 号: 8 ページ: 1984-1991
10.1002/mc.22647
Pathol Int.
巻: 67 号: 3 ページ: 141-146
10.1111/pin.12508
Oncotarget
巻: 8 号: 5 ページ: 8738-8751
10.18632/oncotarget.14434
https://www.hama-med.ac.jp/uni_education_igakubu_igaku_byouri1.html