研究課題/領域番号 |
16K15286
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
名川 文清 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 講師 (10241233)
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研究分担者 |
大島 健志朗 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任准教授 (40537411)
高橋 宜聖 国立感染症研究所, 免疫部, 部長 (60311403)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 獲得免疫系 / 無顎類 / VLR / 遺伝子再編成 / 抗原受容体 / 獲得免疫 / トランスポゾン / copy choice / 進化 / ゲノム再編成 |
研究成果の概要 |
獲得免疫系は、外界から侵入してくる病原体を特異的に認識・排除するために脊椎動物が持つ高度なシステムであり、軟骨魚類からヒトに至るまでの生物では、多様なイムノグロブリン型の抗原受容体を用いている。一方、軟骨魚類より下等な脊椎動物であるヤツメウナギやヌタウナギなどの無顎類の抗原受容体は、Ig型ではなく、LRR(leucine-rich repeat)からなるVLRである。VLR遺伝子も、V(D)J組み換えとは異なる遺伝子再編成により極めて大きな多様性を創出している。われわれは、この遺伝子再編成の仕組みを解析するため、ヌタウナギのVLR遺伝子に関し、部分再編成体を多数単離し、その構造を解析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
獲得免疫系の起源と進化を探る研究であり、ヒトの免疫系が何故現在のような仕組みになっているのかを理解するために重要な研究である。しかし、本研究期間内に得た研究結果からは、確実な知識を得ることはできていない。
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