研究課題/領域番号 |
16K15311
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
馬谷原 光織 昭和大学, 歯学部, 講師 (30384184)
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研究協力者 |
浅里 仁 (40317566)
片岡 有 (90527300)
伊佐津 克彦 (20266167)
髙野 有里
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 医学教育 / データマイニング / 質的研究 / テキストマイニング / モーションセンサー / 行動客観評価 |
研究成果の概要 |
医学教育の実技実習の事後レポート等で主観的評価の報告は少ない。本研究では、第一段階として教師が学生文書の意図を主観評価した際の評価結果と学生の文章をテキストマイニング分析し、機械学習によりプログラムが教師として振る舞うことができることを確認した。さらに、学習良・否の判定だけではなく教師の思い=採点基準という現象を具現化でき主観的評価の新たな考え方を提案した。2段階目は学生文章だけでなく実習中の体の動きも評価に加えることができるか検討した。記録装置の開発と検討の結果、学生実習(技能教育)の様々な記録に行動記録の組み合わせが有効なことが示唆され、新たな医学教育技能教育熟達度計測方法が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医学教育の技能教育におけるレポートやポートフォリオ評価における主観的評価の科学的な分析は少ない。本研究課題では、初めに教師の主観的評価の要因や仕組を明らかにするために、学生が作成した文章テキストマイニングより言語空間の多次元解析と文脈の質的分析手法を組み合わせ解析をおこない、医療者・患者間関係改善のための主観的評価の位置づけを提案した。学生実習(技能教育)における質的データ(動画記録、行動観察)に加え、モーションセンサを応用した記録装置の開発と検討の結果、学生実習(技能教育)の様々な記録に行動記録の組み合わせが有効なことを報告し、新たな医学・技能教育の熟達度・計測方法が示唆された。
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