研究課題/領域番号 |
16K15363
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
宮崎 敦子 国立研究開発法人理化学研究所, イノベーション推進センター, 研究員 (30771521)
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連携研究者 |
野内 類 東北大学, 加齢医学研究所, 准教授 (50569580)
市来 真彦 東京医科大学, 精神科, 准教授 (80348515)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 認知機能改善効果 / 運動機能改善効果 / 介入実験 / 関節可動域 / 加速度センサー / ドラム(打楽器) / 特別養護老人ホーム / リハビリテーション / 身体組成 / リハビリテーション栄養 / 認知症改善効果 / ジャイロセンサー / 脳活動 / 医療・福祉 / 老化 / 神経科学 / 認知科学 |
研究成果の概要 |
すでに発症した認知症であっても、身体運動により認知機能の改善効果があった報告が数多い。低活動が問題となる長期滞在型の施設で、重度の認知症患者であっても維持されているリズム応答機能を利用し、認知症やその他の衰弱性疾患の人々が参加できる新しいプログラムを開発した。 集団でドラムを使ったコミュニケーション演奏を行なうプログラムを30分間週3回3ヶ月間のランダム化比較試験介入実験を行なった。その結果、3ヶ月間のドラム演奏は可能で且つ上達することがわかった。認知機能のスコアが改善し、運動機能も関節可動域で有意に改善していた。従って、集団ドラム演奏は運動効果や認知機能改善効果があることがわかった。
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