研究課題/領域番号 |
16K15379
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
酒井 敏行 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20186993)
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研究分担者 |
曽和 義広 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70315935)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | HPV / RB / E7 / 分子予防 / がん予防 / 子宮頸がん |
研究成果の概要 |
子宮頸がん発症の分子機構は、human papilloma virus (HPV)の感染により、HPV由来のE7が、がん抑制分子RBを不活性化させることで、細胞を癌化させる。そこで、E7発現を抑制することでRBを再活性化することが出来れば、HPV陽性でも子宮頸がんの発症が抑制されると考えた。 HPV陽性子宮頸がん細胞にsiRNA法でE7発現を抑制したところ、RBの脱リン酸化による再活性化が認められた。しかしながら、E6抑制だけでは、RB再活性化は生じるものの、細胞増殖には影響しなかった。細胞増殖にはE7以外の分子の寄与が考えられ、その分子も標的とした分子標的予防法が必要であろう。
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