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腸内細菌属の質量分析による新たな薬剤耐性遺伝子タイピングの迅速分類法に関する構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K15393
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 病院・医療管理学
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

永沢 善三  国際医療福祉大学, 福岡保健医療学部, 教授 (80706820)

研究協力者 船島 由美子  
加藤 匡平  
花岩 洋樹  
成田 妙子  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードMALDI-TOF MS / ESBL / CPE / ClinPro Tools software / flexAnalysis software / 質量分析計 / MALDIバイオタイパー / ClinPro Tools / ESBL産生菌 / CPE産生菌 / クラスター解析 / 菌種特異ピーク / 薬剤耐性遺伝子 / PCR法 / LAMP法 / 医療関連感染 / MALDI TOF-MS / PCR / 遺伝子解析 / タイピング分類
研究成果の概要

申請者はMALDI-TOF MS技術に着目し、ESBL産生菌およびCPE産生菌の鑑別を検討した。
ESBL産生菌およびCPE産生菌をClinPro Toolsと flexAnalysisで解析した結果、特異性の高いピークでの識別(9736m/z、2339m/z)や各種アルゴリズムでの解析では感度・特異度共に低く、薬剤耐性菌の検出には利用困難であった。ただし、申請者が独自開発したIUHW2法ではCPE産生菌のみ感度82%、特異度70%を示し検出に有用性があることが示唆された。このIUHW2法による解析については緑膿菌やアシネトバクターなどについても更なる検証が必要と考えている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究ではESBL産生菌およびCPE産生菌にて得られたマススペクトル波形を利用して迅速に薬剤耐性菌を鑑別する技術の開発を実施した。その結果、既存のClinPro Tools(特異ピーク、各種アルゴリズム解析) やflexAnalysis (特異ピーク)では鑑別が困難であったが、独自に開発した共通ピーク除去解析技術(IUHW2法)ではCPE産生菌のみ感度82%、特異度70%を示し検出に有用性があることが示唆された。このIUHW2法は簡易にコンピュターシステムにより自動的に波形解析が実施できるため、緑膿菌やアシネトバクターなど多くの薬剤耐性菌の鑑別にも応用できる可能性が示唆された。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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