研究課題/領域番号 |
16K15395
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病院・医療管理学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
織田 順 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (60459500)
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研究分担者 |
織田 香里 (鈴木香里) 東京医科大学, 医学部, 客員研究員 (10366130)
東 一成 東京医科大学, 医学部, 助教 (20449169)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | リスクマネジメント / インフォームド・コンセント / 救急集中治療 / 患者満足度 / 救急医学 / 集中治療 / 医学的判断 / 診療技術 / 可視化 / 救急・集中治療 |
研究成果の概要 |
インフォームド・コンセント(以下IC)は、患者中心の医療において根本をなす概念として強調されて久しいが、各医療施設毎のルール制定や医療者の現場での工夫の域をなかなか超えられず、真に納得を共有するためのプロセスとなっているとは言えない。本研究では、研究代表者が開発しデータを蓄積させてきた診療コンポーネントデータベース(DB)を基に、リスクの高い医療行為のみならず、DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)、移植医療と意思決定に関わるものなど重大な方針決定で、特に社会的にも関心の高い領域に関わる同意形成を対象に標準化を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
・救急集中治療領域における診療録データベースを確立した後、書面による説明と同意を得る手順やそのツールとして、単にわかりやすい語への置き換えのみでなく、臨床における使用頻度やかかりうけを解析して重要度を勘案して研究を進めた。 ・造影剤のような薬剤使用リスクのあるものや、輸血実施に伴う同意と書類、DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)、移植医療と意思決定に関わるものなど重大かつ特に社会的関心の高い対象についての同意形成を解析し、ツールを作成し妥当性を確認した。さらに教育にも活用した。
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