研究課題/領域番号 |
16K15401
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
玉木 敬二 京都大学, 医学研究科, 教授 (90217175)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | DNA多型学 / マイクロRNA / 体液識別 / DNA多型医学 / microRNA / RNA / 法医物体検査 |
研究成果の概要 |
DNA鑑定における体液検査は犯行現場に遺された証拠を評価するために重要である。我々は提供の同意が得られた血液、唾液、精液、腟分泌液、表皮から、miRNAを用いた検査法の開発を目指した。血液ではmiR-144-3pやmiR-451a-5p、精液ではmiR-888-5pやmiR-891a-5pが特異的に発現していることを明らかにした。唾液や腟分泌液はmiR-203aとmiR-1260bの発現量を二次判別分析に用いることで、正しく判定することができた。また本法が法医実務に応用できるかを検証するべく無精子症や精子無力症の精液、卵胞期や黄体期の腟分泌液を調べると、これらの個人差の影響はみられなかった。
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