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筋肉障害発症・進展におけるGFXの役割とその治療に向けた基盤構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K15410
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関名古屋大学

研究代表者

五藤 大貴  名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (50770913)

研究協力者 井上 愛子  名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任助教
木村 薫  名古屋大学, 大学院医学系研究科, 客員研究者
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード骨格筋再生 / サルコペニア / 骨格筋障害 / 骨格筋分化 / 老年医学
研究成果の概要

【背景】当グループは、障害細胞由来成長因子(GFX)が血管平滑筋細胞増殖および損傷に応答した新生内膜形成を調節することを報告した。ここでは、GFXが骨格筋傷害モデルマウスにおいて骨格筋再生にどのように関与するかを検討した。
【方法・結果】Cardiotoxinをマウスの下肢筋に注射し、モデルマウスを作成。まず障害筋肉でGFXが増加することを確認した。GFX中和抗体投与群ではコントロール群と比較し、組織学的・生化学的に骨格筋再生において負の関与を示した。マウス組換えGFX投与群では相反する結果を確認した。
【結論】以上より、GFXは筋肉疾患治療のための新しい標的であると考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

骨格筋では加齢、廃用、脱神経など様々な要因で障害が起こるとされ、障害後の骨格筋細胞のアポトーシスや筋衛星細胞の再生不全は、サルコペニアの発症・進展の要因の一つであると知られている。申請者グループが血管障害実験において見出したGFX(growth factor-X)が、骨格筋障害後の筋再生およびリモデリングへ関与していることを提唱し、本研究に置いてGFXが障害筋肉組織における骨格筋細胞再生に明らかに関与していることを証明した。本研究成果により、GFXが今後、サルコペニアや骨格筋再生治療の分子標的として臨床応用につなげ得ることが期待される。

報告書

(3件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Cardiotoxinによる骨格筋障害後の修復・再生におけるGFXの役割に関して.2017

    • 著者名/発表者名
      五藤大貴
    • 学会等名
      日本サルコペニアフレイル学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2023-01-30  

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