研究課題/領域番号 |
16K15450
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
下内 章人 中部大学, 生命健康科学部, 教授 (80211291)
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研究分担者 |
近藤 孝晴 中部大学, 健康増進センター, 特任教授 (20135388)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 水素分子 / 溶存水素 / 活性酸素 / 心不全 / 呼気水素 / 酸化ストレス / 水素抱合物質 / 抗酸化能 / 病態生理 |
研究成果の概要 |
分子状水素は生体内では腸内嫌気性発酵により生成され,大部分は溶存水素として下部消化管からの血流により門脈,肝臓,下大静脈,右心,肺血管への静脈血流に乗り,呼気として排気され.特に門脈―肝静脈間での水素濃度較差が有意に認められた.一部,不明の分子構造物に捕獲されている可能性があるものの化合物は特定できなかった.他方,呼気水素濃度は年齢依存的に夜間睡眠前後の呼気水素低下が有意に認められた.また,心不全の重症度に依存し,その傾向が強くなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
水素分子は生体内では未消化の食物繊維などが腸内細菌により生成され,呼気やオナラにより排気される.体内の水素分子がどのような仕組みで体の外にでてくるのか,健康とどのような関連があるのかを人や動物で調べた.その結果,大部分の水素は血流に乗って肺に到達した後,呼気として排気されるが,一部は活性酸素を消去したり,不明のメカニズムにより体の成分に取り込まれたりする可能性があること,また,心不全の重い人ほど睡眠中に呼気中の水素が減る傾向にあることも分かった.
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