研究課題
挑戦的萌芽研究
ネフリンは糸球体濾過バリアの主要構成要素であり、ネフリン発現の減少は糸球体疾患の初期に共通して観察されるため、ポドサイトにおけるネフリン発現を増加させる方法は治療的意義を有する。本研究ではネフリンプロモーター配列を用いてenhanced green fluorescent protein (EGFP)の発現を調節するノックインマウスを作製した。このマウスから糸球体を単離し培養すると、ポドサイトにおけるEGFPシグナルは培養5日後に半減したが、ビタミンDを添加するとシグナルは4倍に増加した。ネフリン遺伝子発現を増加させる化合物のスクリーニングに用いることができるマウスの開発に成功した。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 3件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件) 備考 (1件)
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