研究課題/領域番号 |
16K15471
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40252457)
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研究分担者 |
久保 亜紀子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (50455573)
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研究協力者 |
宮下 和季 慶應義塾大学, 医学部, 専任講師 (50378759)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 質量分析イメージング / アデノシン / ATP / 腎臓 / 代謝産物可視化 / 急性腎不全 / 腎虚血 |
研究成果の概要 |
腎臓は生体の水分・電解質の恒常性維持に重要な役割を果たす。アデノシンは腎機能と腎血流の重要な規定因子として知られているが、アデノシンの腎臓における分布は知られていない。MALDI-IMSは、臓器内の小分子を可視化する新しい手法である。本研究では、MALDI-IMSを用いて、腎臓内の代謝小分子の可視化を試みた。腎臓における多くの代謝小分子は、MALDI-IMSにて半定量的に可視化が可能であった。アデノシンは腎皮髄境界の外側線条に特徴的な集積を呈していた。このことから、血圧変動に応じた髄質血流の調節において、アデノシンが重要な役割を果たす可能性が示唆された。
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