研究課題
挑戦的萌芽研究
2型自然リンパ球(以下ILC2)は、呼吸器などの臓器特異的に局在し、呼吸器にアレルギーを惹起するトリガー細胞として注目されている。本研究では、ILC2に発現するGITRに焦点を当てて、ILC2の機能・活性化制御機構の解明を行った。GITR欠損マウスにおいて肺炎症が抑制されたほか、T細胞を欠損するGITR/RAG2二重欠損マウスにおいてもアレルギー性肺炎症が抑制された。したがって、ILC2に発現するGITRが直接的にILC2の活性化に関与することが示唆された。さらに、in vitro解析により、GITRシグナルによるILC2活性化の増強は、主にIL-9を介する機序であることがわかった。
すべて 2018 2017 2016 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 3件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件)
Int. Immunol
巻: - 号: 7 ページ: 219-299
10.1093/intimm/dxy029
Biochem Biophys Res Commun.
巻: - 号: 3 ページ: 544-550
10.1016/j.bbrc.2018.03.186
J Allergy Clin Immunol.
巻: - 号: 5 ページ: 1939-1943.e8
10.1016/j.jaci.2018.01.028
The Journal of biological chemistry
巻: 292 号: 44 ページ: 18098-18112
10.1074/jbc.m117.808535
J Clin Invest.
巻: 127 号: 6 ページ: 2222-2234
10.1172/jci91075
Cell Rep
巻: 18 号: 8 ページ: 2045-2057
10.1016/j.celrep.2017.01.076
J Immunol
巻: 196 号: 10 ページ: 4082-4089
10.4049/jimmunol.1501610