研究課題/領域番号 |
16K15510
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤尾 圭志 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (70401114)
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研究協力者 |
駒井 俊彦 東京大学, 医学部附属病院, 特任臨床医 (50803938)
井上 眞璃子 東京大学, 医学部附属病院, 特任臨床医 (60816601)
森田 薫 東京大学, 医学部附属病院, 特任臨床医
照屋 周造 東京大学, 医学部附属病院, 特任臨床医
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 制御性T細胞 / TGF-β / LAG3 / TGF-β3 / IL-10 / TGF-beta3 / Egr2 / サイトカイン / TGF-beta / ノックアウトマウス |
研究成果の概要 |
本課題では制御性T細胞が産生する抑制性サイトカインTGF-βによる液性免疫制御機構を解明し、新たな自己免疫疾患治療戦略の確立することを目指した。本研究により、TLRシグナルを介したB細胞活性化制御には、TGF-βおよびIL-10の協調的作用が必須であるという知見を得た。さらに、TGF-β/IL-10による抑制はB細胞におけるミトコンドリア機能制御を介していることを明らかにした。これらの検討により、Tregを介した液性免疫抑制機構におけるB細胞エネルギー代謝制御の重要性が示された。これらの成果は、自己抗体産生を介した自己免疫性疾患の新規免疫抑制療法開発の一助となると考えられた。
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