研究課題/領域番号 |
16K15533
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センター |
研究代表者 |
加藤 元博 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 小児血液・腫瘍研究部, 医長 (40708690)
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連携研究者 |
吉田 仁典 国立成育医療研究センター, 小児血液・腫瘍研究部, 臨床研究員
白井 了太 国立成育医療研究センター, 小児血液・腫瘍研究部, 臨床研究員
大隅 朋生 国立成育医療研究センター, 小児血液・腫瘍研究部, 臨床研究員
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 癌 |
研究成果の概要 |
「二次がん」は小児がん克服者の最も重要な晩期合併症のひとつである。一方、近年、小児がんの病態には生殖細胞系列のバリアントの関与が報告されている。 そこで本研究では、「小児がん治療後に二次がんを発症した患者」を対象に、全エクソン解析を行い、がんに関与することが報告されている162遺伝子における機能異常をきたしうる生殖細胞系列のバリアントを検出した。二次がん発症者27例のうち5例(18.5%)がバリアントを持っており、対照である非小児がん罹患者の104例中3例(2.8%)に比べて有意に頻度が高いことが示された。 小児がん罹患後の二次がんの発症に、遺伝的ながん感受性が関与していることが示唆された。
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