研究課題/領域番号 |
16K15609
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
水野 裕貴 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 医員 (60771376)
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研究分担者 |
田中 真二 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30253420)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 膵癌 / 膵神経内分泌腫瘍 / 癌幹細胞 |
研究成果の概要 |
膵癌および膵神経内分泌腫瘍における、癌幹細胞性についての研究を目的とした。膵癌については、DCLK1という遺伝子が、癌幹細胞性に寄与していることを見出した。さらにこの遺伝子が癌細胞の遊走能を向上させ、膵癌の転移を促している可能性が示唆された。 また、膵神経内分泌腫瘍においては、DAXXという遺伝子が癌幹細胞性に関与している可能性を見出した。DAXXの機能低下は、STC2という遺伝子の過剰発現と相関して、腫瘍形成能や、腫瘍内血管造成に関与していることを発見した。これらの遺伝子は、膵癌および膵神経内分泌腫瘍における新たな治療ターゲットとなる可能性がある。
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