研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、癌特異的に分泌されるGlypican-1陽性エクソソームに包埋された遺伝子情報を解析することで、非侵襲的なLiquid biopsyによる大腸癌患者の診断から治療にわたる戦略が構築可能か検証することである。今回の研究の経過の中でLiquid biopsyを臨床応用するには大腸癌特異的エクソソームを分離することが重要であることを報告した。さらに大腸癌細胞株分泌エキソソームを網羅的蛋白解析を施行し、公共データベースを用いて解析を行うと、AUC0.9以上で癌組織特異的に発現を示す蛋白群の同定に成功した。現在、それらを用いて、非侵襲的診断マーカーとしての有用性の確認作業をおこなっている。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 5件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 4件)
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