研究課題
挑戦的萌芽研究
RNA結合蛋白であるTIA1の食道扁平上皮癌促進作用は、セリン・スレオニンに富んだ天然変性領域を持つアイソフォームTIA1a特異的であった。TIA1a特異的領域周囲の候補リン酸化部位に変異を導入するとTIA1aの細胞内局在と細胞増殖が変化し、この領域を含むペプチドはTIA1aの細胞質局在を阻害した。CHK1がキナーゼ候補と考えられた。一方、細胞質でTIA1aと結合するmRNA候補の3’UTR上で、TIA1aが他のRNA結合蛋白と結合して共同または拮抗的に働くと考えられた。以上から、天然変性領域のリン酸化修飾が分子スイッチとなってTIA1aが細胞質に移行し、癌化促進作用を持つと考えられた。
すべて 2018 2017 2016 その他
すべて 雑誌論文 (17件) (うち国際共著 1件、 査読あり 17件、 オープンアクセス 15件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (19件) (うち国際学会 4件、 招待講演 4件) 図書 (2件) 備考 (2件)
American Journal of Medical Genetics Part A
巻: 176 号: 3 ページ: 699-702
10.1002/ajmg.a.38595
Oncotarget
巻: 8 号: 68 ページ: 112258-112267
10.18632/oncotarget.22733
Oncotarget.
巻: 8 号: 60 ページ: 101130-101145
10.18632/oncotarget.20926
Lung Cancer
巻: 111 ページ: 116-123
10.1016/j.lungcan.2017.05.019
120006539750
Hum Genome Var
巻: 4 号: 1 ページ: 1-4
10.1038/hgv.2017.36
巻: 4 号: 1 ページ: 17031-17031
10.1038/hgv.2017.31
120006955877
The Journal of Medical Investigation
巻: 64 号: 3.4 ページ: 233-240
10.2152/jmi.64.233
130006105184
Mol Cytogenet
巻: 10 号: 1 ページ: 15-15
10.1186/s13039-017-0316-6
120006937633
巻: 17 号: 17 ページ: 28796-28804
10.18632/oncotarget.15675
120006306639
巻: 8 号: 2 ページ: 2890-2905
10.18632/oncotarget.13761
巻: 4 号: 1 ページ: 16045-16045
10.1038/hgv.2016.45
120006955876
Am J Med Genet A
巻: 173 号: 4 ページ: 1082-1086
10.1002/ajmg.a.38122
巻: 3 号: 1
10.1038/hgv.2016.6
巻: 3 号: 1 ページ: 16030-16030
10.1038/hgv.2016.30
120006955874
10.1038/hgv.2016.4
120006955871
巻: 3 号: 1 ページ: 16003-16003
10.1038/hgv.2016.3
Scientific Reports
巻: 6 号: 1 ページ: 38398-38398
10.1038/srep38398
http://jiniden.ait231.tokushima-u.ac.jp/web/
http://www.tokushima-u.ac.jp/med/culture/jinruiiden/