研究課題/領域番号 |
16K15696
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
西村 和郎 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, 泌尿器科主任部長 (80303957)
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研究分担者 |
中山 雅志 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, その他 (40379178)
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連携研究者 |
前田 和久 前田クリニック, 院長 (60397750)
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研究協力者 |
長谷川 克之 有限会社マイテック
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ヌクレオソーム / 銀ナノ錯体 / 尿路上皮癌 / 臨床 |
研究成果の概要 |
尿路上皮癌(腎盂尿管癌、膀胱癌)の早期診断、病期予測を目的として、銀ナノ錯体バイオチップによる血中遊離ヌクレオソームの解析を行った。ヌクレオソームはバイオチップ上の吸着物質として観察され、尿路上皮癌患者およびコントロールとして良性疾患患者を対象に末梢血を用いて、蛍光顕微鏡による自家蛍光を観察した。癌と良性疾患の検体を比較すると、癌からの吸着物質の方が大きく、数も多い傾向を認めた。癌の病期と吸着物質のサイズ、数に明らかな相関は認められなかった。一方、分光器を用いた吸着物質の励起・蛍光波長の検討では、癌と良性疾患では異なるピーク波長が存在し、癌と良性疾患を識別できる可能性が示唆された。
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