研究課題/領域番号 |
16K15715
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
常木 雅之 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 研究員 (40714944)
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研究分担者 |
荒川 博文 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 分野長 (70313088)
中村 康之 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 主任研究員 (90569063)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 男性不妊 / 酸化ストレス / 精子 / ミトコンドリア / Mieap / 網羅解析 |
研究成果の概要 |
Mieapはミトコンドリア品質管理機構に重要な役割を果たす。Mieap欠損マウスは、精子の運動能異常や形態異常を示す。そこで本研究においては、Mieapの精子形成及び成熟における役割を、網羅的プロテオーム解析と電子顕微鏡解析を行うことによって調べた。結果として、精子の形態異常はMieap欠損マウスの精巣上体頭部から尾部にかけて認められた。一方で、ある種のキナーゼや解糖系関連タンパク質の発現異常が、Mieap欠損マウスの精巣・精巣上体(頭部から尾部)において認められた。このことからMieapは精巣での精子形成過程において精子ミトコンドリアの品質管理に重要な役割を果たす可能性があると示唆された。
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