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転写因子導入による蝸牛有毛細胞の分化誘導

研究課題

研究課題/領域番号 16K15719
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関京都大学

研究代表者

伊木 健浩  京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (20755649)

研究協力者 喜多 知子  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード転写因子 / 蝸牛有毛細胞 / otosphere / プラスミドベクター / クローニング / 多能性 / 表面マーカー / otosphereの作成 / solid type / マイクロアレイ / トランスクリプトーム / GO解析 / 転写因子の抽出 / 発生・分化
研究成果の概要

本研究では特定の転写因子をマウス線維芽細胞に強制発現させることで蝸牛有毛細胞へと分化転換させることを目的とする。
まず、仔マウスコルチ器から作製したotosphereの遺伝子発現解析及び蝸牛感覚上皮、ES細胞との比較解析により100個の遺伝子を選定した。この中に幹細胞の特性を示す転写因子を同定した。さらに候補を絞るべく、iPS干渉法を用いることとし、細胞に導入するための各遺伝子を含んだベクターの作製を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

蝸牛幹/前駆細胞の構成維持に関わると思われる転写因子を複数同定した。効率の良い増幅法、分化法の発見に発展せることが可能であり、難聴研究や治療に寄与すると考えられれる。また、otosphereに有意に発現する表面マーカーも同定し、蝸牛内の細胞に発現していることが明らかになった。蝸牛幹/前駆細胞を識別するマーカーとして期待され、一つの細胞から遺伝子解析が可能となった現在、より精密な遺伝子的特徴の把握に寄与すると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Microarray analyses of otospheres derived from the cochlea in the inner ear identify putative transcription factors that regulate the characteristics of otospheres.2017

    • 著者名/発表者名
      Iki T, Tanaka M, Kitajiri SI, Kita T, Kawasaki Y, Mizukoshi A, Fujibuchi W, Nakagawa T, Nakahata T, Ito J, Omori K, Saito MK.
    • 雑誌名

      PLoS One.

      巻: 12 号: 6 ページ: e0179901-e0179901

    • DOI

      10.1371/journal.pone.0179901

    • NAID

      120006782202

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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