研究課題/領域番号 |
16K15720
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
猪原 秀典 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (00273657)
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研究分担者 |
中川 崇 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 准教授 (40610374)
谷山 義明 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教授 (60372611)
巽 光朗 大阪大学, 医学部附属病院, 講師 (60397700)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 解糖系 / MCT4 / ノックアウト / 頭頸部扁平上皮癌 / knock out / lactate / 癌 / 糖 |
研究成果の概要 |
癌の糖代謝では解糖系が亢進しており、解糖系は癌の治療標的となる可能性がある。我々は解糖系の最終経路で乳酸を細胞外に排出するMCT4に着目し、MCT4を標的とした治療の可能性を検証した。MCT4ノックアウトマウスを作製したところ運動能の低下など重篤な表現型を認めず、MCT4標的治療は許容されることが示された。一方、頭頸部扁平上皮癌培養細胞株を用いMCT4の発現をCRISPR/Cas9遺伝子編集システムを用いてノックアウトした実験系を現在開発中であり、今後この系を用いてMCT4を抑制すると放射線感受性が高まるかなど様々な検証を行う予定である。
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