研究課題/領域番号 |
16K15729
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
富田 浩史 岩手大学, 理工学部, 教授 (40302088)
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研究分担者 |
菅野 江里子 岩手大学, 理工学部, 准教授 (70375210)
田端 希多子 岩手大学, 理工学部, 特任研究員 (80714576)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 視覚再生 / 遺伝子治療 / オプトジェネティクス / 視覚野 / 網膜色素変性症 / 眼生理学 |
研究成果の概要 |
失明したラットの視覚野が聴覚を補うために聴覚野の一部として機能していることが示された。また、遺伝盲ラットにmVChR1 の遺伝子導入を行い、光刺激による視覚誘発電位測定を行い、視機能の回復を確認した後、この視機能回復ラットと同月齢の遺伝盲ラットの音刺激に対する反応を比較し、失明によって機能変化した視覚野が視機能の回復によって、再び機能変化するかどうかを調べた。この結果、視機能回復によって視覚反応が得られるようになった一方で、音に対する反応は、視覚回復したラットと失明ラットの間に有意な差はみられず、機能変化した視覚野は視覚回復後も聴覚野の一部として機能していることが明らかとなった。
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