研究課題/領域番号 |
16K15767
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
木下 浩作 日本大学, 医学部, 教授 (90260968)
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研究協力者 |
堀 智志
伊原 慎吾
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アミノレブリン酸 / サイトカイン / 抗炎症効果 / 5-アミノレブリン酸 / 敗血症 / 虚血再灌流傷害 / 抗炎症作用 |
研究成果の概要 |
5-アミノレブリン酸(ALA)は、ヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)によって分解されるヘムの合成前駆体である。最近の研究では、5-ALAがHO-1 mRNAを誘導することが報告されている。本研究は継続中ではあるが、中間結果から敗血症患者における5-ALA経口投与がサイトカインIL-6産生を減少させた。 HO-1は、敗血症などの様々なストレスによっても誘導されることが知られているが、敗血症時の炎症反応を抑制できる可能性を示唆している。今後、新たな治療戦略として敗血症患者で5-ALAがサイトカイン産生を抑制するできることが明らかになれば多臓器傷害への進展および転帰改善に寄与できる。
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