研究課題/領域番号 |
16K15775
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
吉田 篤 大阪大学, 歯学研究科, 教授 (90201855)
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研究分担者 |
富田 章子 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (10585342)
加藤 隆史 大阪大学, 歯学研究科, 教授 (50367520)
橘 吉寿 神戸大学, 医学研究科, 講師 (50373197)
佐藤 文彦 大阪大学, 歯学研究科, 助教 (60632130)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 筋感覚 / 深部感覚 / 神経回路 / コネクトーム / 三叉神経 / 島皮質 / 脳 / 視床 |
研究成果の概要 |
本研究で次の結果を得た。(1)意識に上らない閉口筋筋紡錘感覚は、三叉神経中脳路核ニューロンによって三叉神経上核に運ばれた後、視床後腹側内側核の尾腹内側部に伝達され、さらに顆粒性島皮質の小領域に伝達された。異常な咬合がこの経路によって、情動や自律神経機能に悪影響を与え得ると考えられる。(2)他のほとんど全ての口腔顔面感覚は、三叉神経節ニューロンによって三叉神経感覚核群に送られた後、視床後腹側内側核の中央部に伝達され、さらに感覚の弁別に関わる一次と二次体性感覚野に伝達された。(3)上記の2経路は交通せず別個であった。歯科領域での新発見が将来のコネクトーム研究に大きく貢献した。
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