研究課題/領域番号 |
16K15799
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
小野 高裕 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30204241)
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研究協力者 |
堀 一浩 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (70379080)
藤原 茂弘 新潟大学, 医歯学系, 助教 (70711034)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 摂食嚥下リハビリテーション / 舌 / 圧 / ゼリー / テクスチャー / 要介護者用食品 / 介護食 / 舌圧 / 舌骨 / 咀嚼機能 / 嚥下機能 / ゲル食品 / 歯学 / 食品 / リハビリテーション / 生理学 |
研究成果の概要 |
試作した9種類の破断特性を有するゼリー資料を用いて、押し潰して摂取する過程における舌圧発現様相を解析した。その結果、初期および中期における舌圧最大値は、ゼリーの破断荷重が大きい程大きく、ゼリーの破断歪が大きい程小さかったことから、舌はゼリーの初期の破断特性に応じて口蓋との接触強さを幅広く調整しながら食塊を形成し、最終的に押しつぶしより小さく、一定の範囲に収束した舌圧で嚥下していることが示唆された。また、舌圧測定とビデオエックス線透視検査(VF)を同時に施行し、ゼリーの摂取過程における舌圧発現と舌骨移動、食塊移動の関連性について解析したところ、舌圧発現と舌骨移動の協調性が観察できた。
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